【C大阪】浦和戦後の記者会見、Jリーグの過密日程にパパス監督が提言「10・11月を有効活用すべきでは」
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「23日間で7試合という、すごく難しいスケジュールが組まれています。セレッソとしての意見ですが…」
[J1 22節] 浦和 0-0 C大阪/2025年5月28日19:33/埼玉スタジアム2002
クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に伴いこの日に組まれたJ1リーグ22節、セレッソ大阪は浦和レッズとスコアレスで引き分けた。
C大阪のアーサー・パパス監督は試合後の記者会見で、選手たちの疲労もあったなか「とてもエキサイティングな一戦だった」と振り返り、それでもシュート2本がポストを叩くなど不運もあり、崩し切れず終わったことを悔やんだ。
パパス監督は24日のアビスパ福岡戦(〇2-0)のあとにも言及したがと前置きしたうえで、このハードスケジュールでは選手が“壊れてしまう”と懸念を口にした。
「23日間で7試合という、すごく難しいスケジュールが組まれています。セレッソとしての意見ですが、世界中でも同じことが起きていることは分かっています。ちゃんとした給料が払われている選手たちではあるものの、しっかりと生きている一人の人間であり、そのような休み方で試合回数をこなしていくのは、すごく難しく、大きなケガにつながってしまうと思います」
そのうえで、インターナショナルマッチウィークを挟む10月、11月の日程を、もう少し有効活用すべきではないかと提言した。
「2021年から日本のサッカーに携わり、そのあと一度離れてまた戻ってきましたが、10月・11月になると、スケジュールが少しゆっくりになると思います。そういったところを有効に使っていかないと、やはり難しい状況になってしまうと思います」
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C大阪はこのあとも連戦が続く。6月1日にはホームで清水エスパルスと対戦する。