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【浦和】“シン・ポリバレント”明本考浩「あそこが空くと意識していた」 天皇杯・福島戦、待望の左ミドル決勝弾!

天皇杯・福島戦、浦和の明本考浩が左足を一閃!決勝点を決めてみせた。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

GK以外の全ポジションでプレー、得点力をさらに開花させそうだ。

[天皇杯 2回戦] 浦和 1-0 福島/2022年6月1日19:00/浦和駒場スタジアム 

 天皇杯2回戦、J1リーグの浦和レッズがJ3リーグの福島ユナイテッドに1-0の勝利を収め、3回戦へコマを進めた。

 待望の決勝点を決めたのは明本考浩だった。後半開始早々の47分、大きなサイドチェンジから、ダヴィド・モーベルグのパスを受けて左足で、ゴール左隅の上部へしっかり突き刺してみせた。

「スカウティングどおりで、あそこが空くと意識していました。後半は僕と宮本(優太)の立ち位置を変えたなか、積極的にゴールを狙っていこうと思っていました。チームの結果がなかなか出ない状況で、思い切りシュートを打つことを意識していて、それが決まって良かったです」

 最近のアビスパ福岡戦では決定的なシュートがポストを叩き、結果、チームはスコアレスで引き分けた。しかしただの“不運”では片づけず反省などを生かし、トレーニングを重ねてきたことが、この得点につながったと言う。

「コンビネーションの中でシャドーのポジションからシュートを打つ練習をしていて、感触は良かったです。鹿島戦や福岡戦でチャンスを外してしまった責任も感じていました。練習は嘘をつかないと改めて実感しました」

「僕はどちらかと言えば使われるタイプ。チームメートも分かってくれてきて、使われるような立ち位置を取りたいと思っています」

 浦和に加わり約1年半、すでにゴールキーパー以外全てのポジションでプレーし、それぞれの役割を理解して戦ってきた現代版のシン・ポリバレント。24歳の明本がこの福島戦のゴールで、得点能力をさらに開花させそうだ。

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