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【サッカー日本代表】豪州戦、スタメン予想。森保監督の会見から読み解く…複数人抜擢、ボランチは鎌田大地、それとも藤田譲瑠チマ先発も!?

オーストラリア戦、森保監督の記者会見から読み解く日本代表のスタメン予想。(C)SAKANOWA

FIFAランキングは日本15位、オーストラリア26位。グループCの1・2位対決。

[北中米W杯 アジア最終予選 第9戦] オーストラリア代表 – 日本代表/2025年6月5日20:10(現地19:10)/オプタス・スタジアム(パース / 豪州)

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月5日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)第9戦、オーストラリア代表とのアウェーゲームに臨む。FIFAランキングは日本15位(アジア1位)、オーストラリア26位(同4位)で、グループCの中では1・2位の対決になる。FIFAランキングを上げるためには勝利を収めなければいけないライバル国だ。

 日本は6勝2分の無敗で勝点20。3月シリーズの第7戦・バーレーン代表戦で、世界で最も速くW杯出場権を獲得している。

 一方、オーストラリアは3勝4分1敗の勝点13で2位。勝点を得られれば、3位サウジアラビア代表以下の結果によっては出場権を得られる。

 日本はメンバー27人のうち14人を入れ替え。ファジアーノ岡山でブレイクした18歳の佐藤龍之介ら7人が初めて招集された。

 三笘薫、堂安律、守田英正、伊東純也、板倉滉、南野拓実、前田大然、上田綺世、田中碧ら欧州組の主力選手たちは、充電を優先している。一方、メガクラブに所属する冨安健洋(アーセナルFC)、伊藤洋輝(FCバイエルン・ミュンヘン)はいずれも負傷によりリハビリ中だ。

 森保一監督の前日記者会見のコメントを読み解き、オーストラリア戦のスタメンを予想したい。

 指揮官は「一戦必勝」のスタンスに変わりはないと強調している。そのうえで、「未来に向けて選手層を厚くする、チーム力を上げていくため、初選手・再招集の選手がいるなか、日本にはまだまだ良い選手がいるところを、応援してくださっている方々に見てもらいたいです。選手が個々の輝きを放ち、これからチーム力が上がっていけるような試合にしたいです」と期待を込めている。

 システムは3-4-2-1が継続され、複数人の選手が抜擢されそうだ。

 ボランチは守田、田中が不在であり、キャプテン遠藤航の相棒に、これまでフル代表に招集され続けながらチャンスを得られずにいた藤田譲瑠チマの先発もあるか。あるいは“無難”に鎌田大地、それとも佐野海舟か!?

 また“攻撃的ウイングバック”の右サイドには、SCフライブルク加入が決まった鈴木唯人の起用も? 同ポジションのレギュラーはフライブルクの先輩である堂安だ。二人が競い合って行く、そんな構図になっていけば面白い。あるいは森下龍矢の起用も十分あり得る。

 そして最前線は、今季初のブンデスリーガ1部挑戦で二桁ゴール(通算11点)を達成した町野修斗が有力視される。シャドーは久保建英&鎌田大地の主力コンビで、周囲を牽引する形になるか。

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 森保ジャパンはこのあと6月10日、吹田サッカースタジアムでインドネシア代表と対戦する。このカードで最終予選の全日程を終える。