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【移籍】ボタフォゴ仰天プラン白紙、伊東純也は強豪リヨン加入へ。マンC獲得チェルキ後継者として

伊東純也 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

両クラブをイーグルグループが保有していることで浮上したが…。

 フランス2部リーグ(リーグ・ドゥ)降格の決まったスタッド・ランスのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)伊東純也(Junya ITO)が、同1部の強豪オリンピック・リヨンに加入する可能性が一気に高まっている。

 スタッド・ランスのカップ戦決勝進出などに貢献した伊東だが、シーズン終盤はケガを負ったあと、チームの悪い流れに飲み込まれるように、チャンスは作り出すもののゴールと勝利をもたらせず。伊東も3月の時点では「カップ戦優勝とリーグ・アン残留で、笑って終わりたい」と語っていた。だがまさか……いずれも逃すという最悪の結末になってしまった。

 2部降格決定に伴い、伊東は各国1部リーグでのプレーを模索。そうしたなか、特例のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)のための移籍マーケット最終日となる6月10日、ブラジルメディア『RTI スポーツ』は伊東がボタフォゴFRと契約し、クラブW杯期間のみプレーするという仰天プランに向けて交渉が進められているとレポートした。

 しかし結局、ボタフォゴはマーケットが閉まるギリギリで、インテル・ミラノからアルゼンチン人FWホアキン・コレアの獲得を発表。だが伊東の獲得は(マーケット終了は10日ではあるが……)現地11日11時30分まで発表がなく、実は手続きを済ませていたということもなく噂で終わったようだ。

 さらに同メディアはクラブW杯後、伊東は「オリンピック・リヨンに加入する予定だ」と報じている。「そのリヨンへの移籍に向けて、ボタフォゴで経験を積むことになる」と見ていたのだ。

 イーグル・フットボール・ホールディングの保有するクラブが、リヨンとボタフォゴ(他にプレミアリーグのクリスタル・パレスFC、ベルギーのRWDモレンベークなど)である。そのため、そのような衝撃プランが浮上していたようだ。

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 今季リーグ・アン6位で終えた強豪リヨンは、右ウイングのフランス代表FWラヤン・シェルキがマンチェスター・シティに引き抜かれた。即戦力のサイドアタッカーを求めており、フランスで実績ある伊東の加入が決まるのも時間の問題か!?