×

【横浜FM】2か月で2人の監督交代…大島秀夫コーチが暫定で指揮、キスノーボ氏退任「クラブと協議を重ね、個人的な事情を踏まえ」

ACLエリートでチームを率いた横浜FMのキスノーボ監督。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)

21日はホームで岡山と対戦。

 J1リーグの横浜F・マリノスは6月18日付けで、パトリック・キスノーボ監督 (Patrick Kisnorbo) が退任し、チームを離れることになったと発表した。事実上の解任に。新監督は決定次第発表される。大島秀夫ヘッドコーチ (Hideo OSHIMA) 17 日のトレーニングから暫定的にチームの指揮を執っている。

 大島氏は1980年3月7日生まれ、群馬県出身の45歳。前橋育英高校出身。「JFA Pro License」を保有している。

 キスノーボ監督は次のようにコメントしている。

「ファン・サポーターの皆さま、スタッフや選手、そして横浜F・マリノスに関わる全ての皆さまには献身的なサポートをいただき、 心より感謝申し上げます。 情熱とプロ意識に満ちたコミュニティの一員になれたことを光栄に思います。そしてピッチ内外で共に過ごした楽しい時間をいつまでも大切にしていきます。

 クラブと協議を重ね、個人的な事情を踏まえ、家族、クラブ、ファン・サポーター、スタッフ、そして選手、全ての関係者にとって、私がチームを離れることが最善であると合意に至りました。

 マリノスファミリーに迎え入れてくださったこと、そして素晴らしい経験をさせていただいたことに、改めて感謝申し上げます。私はここで過ごした楽しい思い出をいつまでも心にとどめ、クラブの今後のさらなる発展と皆さまの幸せを願っております」

 4月18日のスティーブ・ホーランド元監督に続き、わずか2か月で二人の指揮官が解任されるという事態に。西野朗新スポーティングダイレクターのもと、今季招へいされた外国籍の二人が相次いでクラブを去った。

関連記事>>浦和戦&ACLクリロナ対決を前に激震! 横浜F・マリノスがホーランド監督を電撃解任、元豪州代表キスノーボコーチが暫定指揮官に就任

 横浜FMは現在リーグ最下位。残留圏17位のFC東京とは6ポイント差だ。6月21日にはホームでファジアーノ岡山と対戦する。