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【神戸1-0広島】ヴィッセル、首位・鹿島と勝点1差。佐々木大樹アシスト、エリキ決勝弾で上位対決を制す

神戸の佐々木大樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

大迫勇也と武藤嘉紀の2枚看板欠場も。

[J1 5節] 神戸 1-0 広島/2025年7月2日19:03/ノエビアスタジアム神戸

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート出場によりこの日に組まれたJ1リーグ5節、注目の上位対決はヴィッセル神戸がエリキのゴールで、サンフレッチェ広島に1-0の勝利を収め、ついに首位・鹿島アントラーズと1ポイント差の3位に浮上した。

 神戸はこの日も大迫勇也と武藤嘉紀の2枚看板が欠場。それでもボール保持率では上回る展開に持ち込み、次第に広島ゴールへと迫る。

 ホームチームは61分に広瀬陸斗を投入。強度を高めて迎えた66分、1トップ起用の佐々木大樹がゴール前で起点になる。そのロブパスを、左から中央に駆け込んだエリキがヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。

 広島は前田直輝、前田直輝、ヴァレール・ジェルマン、木下康介と攻撃的なタレントを投入。だが、神戸も酒井高徳、岩波拓也が途中出場して守備を固める。

 90+4分には、GK前川黛也がジェルマンの決定的なヘディングシュートをビッグセーブ! 神戸が無失点でこの大一番を制した。

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 これで上位陣の消化は22試合で並び、首位・鹿島と2位・柏レイソルが勝点41、そして神戸が同40と1ポイント差に迫った。広島は鹿島から5ポイント差。