バイエルン「左ウイング」、レアルのロドリゴを推奨。エウベル「南米の選手がいたほうがいい」
レアル・マドリードのロドリゴ。写真:Guillermo Martinez/アフロ
ルイス・ディアスと『個人合意』、リバプールへ最初のオファーか。
ドイツ・ブンデスリーガ1部 FCバイエルン・ミュンヘンのレジェンドの一人である元ブラジル代表FWエウベルが7月14日、バイエルンの補強への希望などを語った。
『Tーオンライン』によると、エウベルはアメリカ・クラブ・ワールドカップにバイエルンのアンバサダーとして参戦したという。この大会、チェルシーFCがパリ・サンジェルマンを下して優勝したが、エウベルはバイエルンの守備陣について「ドイツ王者には、スピードが不足している」と指摘。絶え間ないトランジションが続くなか、準々決勝でパリSGに0-2と完敗を喫したバイエルンの課題を挙げている。
また補強ポイントである左ウイングについて、レアル・マドリードのロドリゴを推奨している。その理由は、なるほど、と膝を打つ内容となっている。
エウベルは次のように語っている。
「バイエルンには南米出身の選手がいません。サッカーのクオリティに加え、ロッカールームの良い雰囲気を作り出してくれる。今のところバイエルンで、そのあたり力になれる選手がいないように感じます。例えば、すでにヨーロッパでプレーしているブラジル人選手がいいでしょう」
そこで、レアル・マドリードのロドリゴとか? と名前が挙がると、エウベルは「今まさに彼のことを言おうとしていました。彼は素晴らしい選手です」と絶賛した。
シャビ・アロンソ新監督のもと、マドリードでは構想外になる可能性が指摘されている(現状を踏まえると、逆転もあり得るか……)。ロドリゴ本人も、本職である左ウイングを軸にプレーしたいと考えているという。
左を主戦場に、右にも対応できる。スクランブル時にはCFやトップ下も可能である。まさにバイエルンの欲しているタレントと言える。
同メディアによると、バイエルンは、リバプールFCのルイス・ディアスと個人合意に達していると言われ、チームに最初のオファーを提示したと噂されている。
もしも、その補強策が進展しなければ……。ロドリゴ獲りに動くこともあるのだろうか。
左ウイングでの実績不足はあるかもしれないが、進化を遂げる24歳は、まさにバイエルンにとって理想のピースとなるかもしれない。
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ロドリゴには、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC、リバプールFC、さらにはパリ・サンジェルマンなどが獲得に動いていると噂されている。