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元鹿島指揮官レネ・ヴァイラー氏がDCユナイテッドの監督に就任「多様なサッカー文化への適応力に長けている」

鹿島時代のレネ・ヴァイラー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

イースタンカンファレンスの15チーム中14位と苦戦中。

 元鹿島アントラーズ指揮官のレネ・ヴァイラー氏が7月16日、アメリカとカナダで展開されているメジャーリーグサッカー(MLS)イースタンカンファレンスのDCユナイテッドの新監督に就任した。

 ヴァイラー氏は鹿島初のヨーロッパ出身の指揮官として、2022年に日本で指揮をとった。しかし日本代表FW上田綺世が夏にベルギー1部セルクル・ブルージュへ移籍したことが響き、チームの成績が下降線を辿った8月に解任されている。

 そのあと母国スイス1部セルヴェットFCの監督に就任すると、国内カップ戦優勝、リーグ2位躍進を果たし、スポーツダイレクターとして強化責任者も担当した。鹿島から常本佳吾を獲得するなど、アントラーズとのパイプも生かした。

 今夏にはセルヴェットの強化責任者として来日。鹿島などJリーグの複数の試合を視察し、日本からのさらなる補強もあるのではないかと噂されていた。

 ところが、来年、北中米ワールドカップ(W杯)が開催される“ホットゾーン”アメリカで指揮を執ることになった。降格制度のないMLSは計画的に補強も可能である。ワシントンをホームタウンとするDCユナイテッドは、リオネル・メッシの所属するインテル・マイアミとも同じリーグで注目度も高い。再び日本人選手の補強もあるのか!?

 DCユナイテッドでは公式サイトでは、ヴァイラー新監督が鹿島で指揮を執っていたことにも触れ、「国際的な経験が豊富で、多様なサッカー文化への適応力に長けている」と紹介している。

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 労働ビザが下り次第、より詳細が発表されるということだ。