【移籍】新潟が25歳FWアブデルラマン・ブダを獲得へ「日本に向かっている」。アルジェリア出身、元U-19スウェーデン代表の左ウインガー

すでに日本へ向かう。移籍金は約1億円。

　J1リーグのアルビレックス新潟が、ハンマルビーIFに所属していたアルジェリア出身であるスウェーデン人FWアブデルラマン・ブダ（Abdelrahman Boudah）を獲得することが決定的となった。クラブ間の最終的な交渉が行われている。

　25歳のブダは2025シーズン、これまでリーグ17試合・4得点・2アシストを記録。左ウイングを主戦場に、右ウイング、センターフォワードにもオプションで対応。これまでU-19スウェーデン代表としてプレー経験もある。

　ハンマルビーは7月23日、公式サイトでブダについて「海外クラブに向かうため許可を出し、水曜日からAチームの活動を外れ、シャルルロワとの試合を欠席する。両クラブは移籍についてまだ合意に至っていませんが、話し合いは継続中です」と、チーム離脱を報告している。

　そうしたなか『ワン・フットボール』は7月23日、「アブデルラマン・ブダが日本へ向かう?」と題したレポートを掲載。すでにチームを離脱して、7月24日に組まれているシャルルロワSCとのカンファレンスリーグ予選には出場しないということだ。

　そして同メディアの独自情報として、「この25歳のアルジェリア出身のフォワードは現在、日本のアルビレックス新潟というクラブに向かっている」「現在交渉を進めていて、リーグ最下位に沈んでいる日本のチームは移籍金として約60万ユーロ（約1億円）を支払う見通しだ」と報じている。ブダはハンマルビーと2026年12月まで契約を結んでいた。

　新潟のJ1残留へのラストピース――。ブダがベールを脱ぐ。