FCバルセロナが来日中止発表「重大な契約違反」、ヴィッセル神戸「状況を確認」
「FRIENDLY MATCH」ヴィッセル神戸vs. FCバルセロナ (C)VISSEL KOBE
韓国へのツアーは「条件を満たせば」実施予定。
スペイン1部FCバルセロナは7月24日、アジアツアーへの出発前日に声明を発表し、主催者による重大な契約違反があったとして、来日を取りやめ27日にノエビアスタジアム神戸で予定されていたヴィッセル神戸とのチャリティマッチを中止すると発表した。主催者が条件を満たした場合、そのあとに組まれている韓国での2試合は実施する可能性があるという。一方、神戸は「状況の確認を行っております」としている。
現地では23日……日本への出発前日という突然の発表だった。
クラブは次のように来日中止を発表した。
「FCバルセロナは、主催者側の重大な契約違反により、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなったことを発表します。クラブは主催者が一定の条件を満たした場合、韓国へのツアーの日程調整を検討します。ツアーでは、FCソウル(7月31日)、大邱FC(8月4日)との2試合が予定されています。条件が満たされれば、クラブは近日中に韓国へ遠征する予定です。FCバルセロナは今回の出来事と、日本の多くのバルサファンに与える影響に深く遺憾の意を伝えます」
この発表を受けて、神戸は次のようにアナウンスしている。
「【来日試合に関するお知らせ】現在、2025年7月27日(日)に予定されているFCバルセロナとの試合について、プロモーターによる契約上の問題が発生しているとの情報を受け、当クラブとしても状況の確認を行っております。
本試合を楽しみにされている多くのファンの皆さま、関係者の皆さまにはご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。当クラブでは、関係各所と連携のうえ、必要な情報の収集および対応を進めております。
新たな情報が入り次第、当クラブ公式サイト等を通じてご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」
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試合は7月27日19時キックオフで予定されていた。