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【移籍】セリエA王者ナポリが久保建英の獲得に乗り出す。現実味は…

久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「左ウイング」の候補!?

 イタリア・セリエAのSSCナポリが今夏の移籍マーケットで、スペイン1部レアル・ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得を検討しているという。果たして、現実味は!?

 エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2553万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノは7月25日、エックス(@FabrizioRomano)で、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)がイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCを去る意向で、ナポリからオファーを受けるとレポートした。

 さらにナポリは「左ウイング」の候補として、久保、さらにセリエAのボローニャFCのスイス代表FWダン・エンドイェ(Dan Ndoye)をリストアップしているということだ。

 スターリングも両サイドでのプレーが可能である。ナポリには、マッテオ・ポリターノ、ダビド・ネレスの右ウイングがいる。セリエA制覇を成し遂げたものの、ヨーロッパレベルでさらに突き抜けていくために、まだ戦力的に満足していない。ということであれば、久保のリストアップも頷ける。

 左ウイングは、久保のオプションの一つではある。ただビジャレアルCF、日本代表で、そのポジションでプレーしてきた際は(レアル・ソシエダでも何度か)、右と比べると、プレーの選択肢に制限がかかり、ゴールに関与するプレーが減ってしまった。

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 ナポリが前線の全体的な強化を目指しているのであれば、久保獲得もより現実的な選択肢に入ってくるか。ライバルであるインテル・ミラノが準優勝したUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、上位を目指したいという“野心”は、共通するものがありそうだ。