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ルイス・ディアスもデビュー、FCバイエルンがトッテナムを圧倒。親善試合ながらスコアは4-0、シュート数26本対6本

バイエルンのコンパニ監督。(C)Midori IKENOUCHI

多くのタレントがさっそく躍動、コンパニ監督「正直、選手たちのパフォーマンスのレベルに驚いている」

 ドイツ・ブンデスリーガ1部 FCバイエルン・ミュンヘンが現地8月7日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCとホームのアリアンツ・アレーナでクラブ親善試合『テレコムカップ』を行い、4-0の勝利を収めた。

 VfBシュツットガルトとのスーパーカップまで1週間、リーグ開幕まで2週間と迫るなか、王者バイエルンは新加入のルイス・ディアスが“ホームデビュー”を果たす

 すると12分のハリー・ケインの古巣へのゴールを皮切りに、バイエルンが攻め続ける。選手を入れ替えた後半、61分にキングスレイ・コマン、74分に注目される17歳の逸材レナート・カール、80分にセカンドチームから本格参戦を狙うジョナ・クシ・アサレが決めてみせた。

 現状のベストに近いメンバーが先発したスパーズを相手に、シュート数でも26本対6本と上回り圧倒した。

 バイエルンの伊藤洋輝、トッテナムの高井幸大はいずれもリハビリ中のため欠場している。

 バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は試合後、「選手たちは本当によくやってくれました。ただ冷静さを持ち続けることが大切です。まだまだやるべきこと、改善すべき点がたくさんあります」と冷静に語った。一方でバイエルンの選手たちの躍動には目をみはり、「正直なところ、選手たちのパフォーマンスのレベルに少し驚きました。準備段階であり、まだそこに期待すべきではないなか、選手たちはよく走り、プレッシャーをかけ、戦うという強い意欲を示し続けました。加えてボールを扱う能力も明らかに優れていました」と喜んだ。

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 バイエルンは現地12日にグラスホッパー・クラブ・チューリッヒとのトレーニングマッチを実施。そしてシュツットガルトとのスーパーカップのあと、現地22日のRBライプツィヒ戦で開幕を迎える。