【川崎 2-5 福岡】名古新太郎が2ゴールなど計4得点演出! ウレモヴィッチがデビュー15分で退場。川崎は二人レッドカードで福岡に大敗、優勝争いから脱落

ファンウェルメスケルケン際も前半でイエロー2枚をもらう。

[J1 25節] 川崎 2-5 福岡/ 2025年8月9日19:03/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

　J1リーグ25節、川崎フロンターがアビスパ福岡に2-5で敗れ、優勝争いから脱落する痛恨の黒星を喫した。名古新太郎は福岡での初ゴールなど2得点、計4ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを見せた。

　開始4分に橘田健人の鮮やかなミドルで先制した川崎だが、15分、この日が新天地デビュー戦となったフィリップ・ウレモヴィッチがアフターチャージで、VARの介入を経て主審がビデオで確認するOFRで一発退場に。

　このあと名古やエリソンのゴールなど点を取り合い2-2に。ただ前半アディショナルタイム、川崎のファンウェルメスケルケン際が、カウンターで持ち出した紺野和也を背後から止めてしまい、チャンスを止めるSPA（Stop a Promising Attack）でこの日2枚目のイエローカードにより退場処分となる。

　なんとホームの川崎は二人を欠くことになる。

　それでも粘りチャンスを見出していた川崎だが、73分、これもVARとOFRを経てPKを献上……。名古が決めて、ついに3-2と逆転する。

　このあと11人対9人と2人多い福岡が攻め立て、碓井聖生の技ありターンシュート、紺野のニアぶち抜き弾で、5-2と突き放した。

　川崎はリーグ2連敗、長谷部茂利監督が昨季まで率いた福岡に今季最多失点を喫してしまった。上位陣は明日試合が組まれているが、優勝争いから脱落する一敗に……。

関連記事>>【Jリーグ】ちょうど1年後、2026-27シーズンは「8月上旬」開幕に。ACL組の過密日程など課題も…

　一方、福岡は7試合負けなしで、4試合ぶりの勝利。