リバプール開幕戦、遠藤航がサラーの一撃をアシスト。キエーザ劇的決勝ボレー! ボーンマスに4-2勝利
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
プレミアリーグ2025-26シーズン初陣、エキティケ、ガクポも決める。遠藤はプレミア通算60試合出場に。
[プレミアリーグ 1節]リバプール 4-2 ボーンマス/2025年8月16日(現地15日)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ、リバプールFCがボーンマスAFCとの2025-26シーズン開幕戦、試合終盤に0-2から追い付かれたものの、ウーゴ・エキティケ、コーディ・ガクポ、そしてフェデリコ・キエーザ、モハメド・サラーのゴールで4-2の勝利を収めた。遠藤航は60分から投入されて、右サイドバック、ボランチ(センターバック兼任)に入り、サラー弾につながるラストパスを放っている。
ホームチームでは、ライアン・フラーフェンベルフが出場停止に。新加入のフロリアン・ヴィルツ、エキティケ、ジェレミー・フリンポン、ミロシュ・ケルケズが先発した。すると37分、エキティケがDFとの競り合いから抜け出し先制弾を決める。コミュニティシールドに続く2試合連続ゴールに。
さらに49分、ガクポがカットインから何度か持ち直してのシュートを突き刺して、2–0とリードを広げる。
2点リードに広げたアルネ・スロット監督は60分、早い段階で遠藤とアンドリュー・ロバートソンを投入し、左のケルケズ、右のフリンポンと両サイドバックを下げる。
遠藤は右SBに入り、今季プレミアリーグ初出場を果たす。
しかし、ここからリバプールが劣勢を強いられる。
64分、遠藤がリターンを受けようと攻め上がったところひっくり返され、リバプールの右サイドを攻略されて、クロスをアントワーヌ・セメンヨに決められてしまう。
リバプールはジョー・ゴメス、カーティス・ジョーンズを投入。遠藤はボランチに回る。セットプレーの攻撃時などは最終ラインに残る形に。
そして76分、カウンターから再びセメンヨに決められて、2-2に追い付かれてしまった。
レッズは最後のカードで、フェデリコ・キエーザを投入。追い付いたことで守備的に構えたボーンマス相手に再び攻め込む。
ここから再びレッズが猛プッシュ! 88分、キエーザが右ボレーを突き刺して、ここでプレミアリーグ初ゴールを叩き込み、劣勢を跳ねのけて、再び勝ち越し。
さらに90+4分、遠藤のクリアボールが背後を突く。これを拾ったサラーが左サイドからカットイン。右足で突き刺して、試合を決定づける4ゴール目を叩き込んだ。
いま読まれている記事>>久保建英か!? R・ソシエダのアペリバイ会長が注目発言「一部の選手は交渉中で、退団が迫っている」
遠藤はプレミアリーグ通算60試合出場に。リバプールが苦しみながらも4-2で白星発進に成功した。次節は日本時間8月26日4時30分から、アレクサンダル・イサクの所属するニューカッスル・ユナイテッドFCと対戦する。