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【柏 4-2 浦和】必然の逆転負け。スコルジャ監督、なぜ同じ失敗を繰り返すのか!?

浦和のスコルジャ監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

2点先取から4ゴールを奪われる。レイソル、暫定首位浮上。

[J1 27節] 柏 4–2 浦和 / 2025年8月22日19:03 / 三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ27節、柏レイソルが2点先取されながらも、4-2で浦和レッズに逆転勝利を収めた。柏は勝点50に伸ばして暫定首位に浮上した。浦和は6ポイント差に広げられた。

 浦和が前半、マテウス・サヴィオのコーナーキックに長沼洋一がヘッドで合わせ、レッズ初ゴールで先制する。

 そこからは柏に主導権を握られたが、43分、カウンターから関根大貴の技ありアシストから、松尾が決めてみせる。

 しかし後半は柏の一方的な展開に。54分、交代出場の瀬川祐輔が決めて1点差に。

 そして浦和のマチェイ・スコルジャ監督はこれまで通り、チアゴ・サンタナ、原口元気、松本泰志、大久保智明を投入していく。前線のターゲットを作り、強度を高め、松本と大久保で起点を作る……という狙いは伝わる。

 しかし、これまで機能してこなかったその陣容が、この日も相変わらずパワーをもたらせない。

 柏はゴールに向かうタレントを続々投入。すると83分、交代出場のエース細谷真大が決めて同点に! さらに90分、小西雄大のクロスがそのままポストを叩いてネットを揺らし、ついに逆転! 90+6分、久保藤次郎が決めて、4-2とした。

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 前半は浦和が2点、後半は柏が4点を奪取。シュート数は柏の22本対7本(枠内13本対6本)。柏が見事な逆転勝利を収めた。