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【日本代表】冨安健洋が語ったFUKUOKA「福岡のためにも全力プレーを届ける」

日本代表

日本代表J2アビスパ福岡冨安健洋

サカノワスタッフ

カメルーン代表を無失点に抑えた日本代表の冨安健洋。写真:日本サッカー協会/(C)JFA

破竹の10連勝。「このままの勢いでJ1へ」と期待!

[国際親善試合] 日本 – コートジボワール/2020年10月13日16:45(日本時間23:45)/オランダ・ユトレヒト

 日本代表のDF冨安健洋がこのほど、オランダ・ユトレヒトでのオンラインによる取材に応じて、この2試合に臨む意気込みとともに、古巣であるJ2リーグのアビスパ福岡の快進撃について、現在連勝記録を更新し続けるチームを感嘆した。

 福岡は10月10日の25節のヴァンフォーレ甲府との上位対決で2-0の勝利を収め、クラブ最長連勝記録を「10」に伸ばした。

 冨安が取材に応じた時は甲府戦を前にしたタイミングだった。そこで彼は次のように語っていた。

 ボローニャFCと日本代表の主力に定着した21歳は、「福岡への思いは変わらず持っています。福岡への想い、アビスパへの想いは強いので、福岡のために何かできることがあればと思っています。ピッチの中では、全力でプレーして、その姿を福岡の人たちにも見てもらって、元気や活力を与えられらいいなと思っています」と、地元への思いを語った。

 福岡U-15、U-18を経てトップチームに昇格したあと活躍すると、Jリーグ内でのキャリアアップではなく、すぐヨーロッパ(ベルギーのシント=トロイデンVV)に渡った。そして昨季からセリエAのボローニャで、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督のもと、レギュラーポジションを掴んだ(昨季は右SB、今季はCBに)。

 Jリーグ出身の選手の中で、新たなキャリアップ像を描いていると言える。

 冨安は福岡の動向をしっかりチェックしているそうで、「クラブ新記録を作っているのは知っています。このままの勢いでJ1に昇格してもらいたいと思います」とエールを送っていた。古巣が勝利すれば、気分もグッと上がるに違いない。

 ビッグクラブも注目するタレントとなった。カメルーン代表戦でも、若干の粗さはあるものの傑出したパフォーマンスを披露して無失点に抑えた。中3日でのコートジボワール戦での起用もあるか。13日の試合は日本時間23時45分(現地16時45分)から行われ、TBS系列で生中継される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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