遠藤渓太がベルリン到着。第一声は「イッヒ・ハイセ・ケイタエンドウ」
遠藤渓太がベルリンに到着。ウニオン・ベルリンが出迎えて“歓迎”。※ウニオン・ベルリンの公式ツイッターより
横浜F・マリノスからウニオン・ベルリンに期限付き移籍。新天地の公式ツイッターが空港から届ける。
J1リーグの横浜F・マリノスからドイツ・ブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリンに期限付き移籍する日本代表MF遠藤渓太が7月31日、無事現地入りした。ウニオン・ベルリンの公式ツイッター(アカウントは @fcunion)がベルリンの空港に到着した遠藤の様子を“速報”で伝えた。
ウニオン・ベルリンは、「おはよう、ウニオーナー(Unioner/ウニオンのサポーター)の皆さん」というメッセージとともに、スーツケースなどを載せたカートを引くマスク姿の遠藤を追っている。そして遠藤はカメラに手を振り、「Ich heisse Keita ENDO(私の名前はケイタ・エンドウです)」とドイツ語の第一声も披露してみせた。
遠藤は出発を前に行った横浜FMでのオンラインによるインタビューで、初の移籍と欧州主要リーグ挑戦について「ドイツは日本人と似た考えを持っている印象があります。勤勉で走ることを厭わないスタイルが基本で、もちろんその中で勝負になったら違いを見せつけなければいけない。監督がどのようなプレーを求めているのかを頭に入れて、パフォーマンスを見せる必要があると思います」と意欲を示していた。
内田篤人(鹿島アントラーズ)が2017シーズンに在籍したクラブで、今季初の1部昇格を果たすと11位に食い込んでみせた。2020-21シーズン、さらなる飛躍を目指すなか、昨季Jリーグ王者の攻撃をけん引した遠藤の力が必要とされた。
また、遠藤はウニオン・ベルリンでの戦いについて、「マリノスのサッカーのままやっていたら、間違いなく向こうでは生き残れない。(香川真司とボルシア・ドルトムントでチームメイトだった)スボティッチ選手をはじめ凄い選手がたくさんいるなか、どこまで自分が通じるのか。まず自分の個を発揮しないと、チームメイトにも理解されない。マリノスでプレーしていた以上に、もっと自分を出していきたいです」と、決意を示していた。
横浜育ちの22歳のドリブラーが、ベルリンでの一歩を踏み出した。
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[文:サカノワ編集グループ]