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ニューカッスル首脳が武藤嘉紀の仲介人に移籍進言。候補はドイツ、スペイン

マインツ時代の武藤嘉紀。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

プレミアリーグで2シーズン、ゴール数はわずか1。

 プレミアリーグ・ニューカッスルユナイテッドのFW武藤嘉紀は、新天地を求めるのか――。イギリスメディア『クロニカル・ライブ』はこのほど「武藤嘉紀が移籍先を探している最中だ」と題したレポートを掲載。クラブ首脳が武藤の代理人に対し、夏の移籍市場で移籍先を探すように進言したという。

 武藤は2018年8月、ドイツ・ブンデスリーガのFSVマインツから900万ポンド(約11億円)の移籍金でニューカッスルに加入。しかしこれまでプレミアリーグの2シーズンで挙げたゴール数は、わずか「1」。加入から2年目となる2019-20シーズンは、臀部のケガの影響もあり、プレミアリーグでは8試合(207分)のみの出場で、ゴールとアシストは「0」に終わっている。

 チームは9月12日のプレミアリーグ開幕に向けて現在トレーニングキャンプを行っている。しかし武藤の姿が見られない。クラブ首脳は武藤の代理人にこの夏の移籍期間に移籍先を見つけるように伝えたそうだ。この移籍ウインドウは10月4日まで開いている。

 同メディアの独自情報として、「チーム名は不明」ではあるものの、ドイツ・ブンデスリーガとスペイン(ラ・リーガ)1部のチームが武藤の獲得に興味を示し、交渉は進んでいるようだ。

 加えて武藤自身も自分がクラブの新シーズンのプランに入っていないと実感。そのうえニューカッスルの監督であるスティーブ・ブルース監督は、週給5万4000ポンド(約762万円)とチーム内では高給な武藤を売却し、新たな選手を獲得したがっているそうだ。

 マインツの3シーズンでは、通算66試合に出場して20ゴールを奪っている。28歳と年齢的には最盛期を迎える武藤は、どのような選択を選ぶのか。ニューカッスルに残留することも含め、将来をも見据えたベストな選択を見出したい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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