サラゴサ香川真司の移籍先“大本命”、レガネスとログローニョの2チームに絞られた?
サラゴサの香川真司。※レアル・サラゴサの公式ツイッターより
今週中に決着か。人件費の上限と外国籍選手枠が設定されているため、クラブは香川放出を急ぐ。
レアル・サラゴサの日本代表MF香川真司の移籍先が、今度こそ絞られたか――。
スペインメディア『エラルド』は9月23日、「クラブがカガワシンジの新天地を求める」と題したレポートを掲載し、改めて香川とサラゴサの現状を詳しく説明したうえで、柴崎岳の所属するCDレガネス、UDログローニョとスペイン2部の2チームを軸に移籍交渉を進めていると報じた。これまでもさまざまな噂が出てきたが、具体的に“絞られてきた”のは確かなようだ。今週中にも決着をつけたいというが――。
記事によると、スペインリーグでは各クラブの人件費の上限が設定されているため、サラゴサは新たな選手を登録するためにも、総額45万ユーロ(約5500万円)と言われる香川を放出せざるを得ない状況だと強調する。
クラブはこのほどセルタ・デ・ビーゴからウルグアイ代表DFガブリエル・フェルナンデスを獲得。いずれにせよ、香川かブラジル人選手のライ・ナシメントのいずれかを登録外にせざるを得ない状況にある。
そうしたなか、香川が今季セグンダB(実質3部リーグ)から昇格したログローニョ、1部から降格したレガネスが、香川にとって「自分に適した街」であるとして、交渉が進められているという。が、まだ状況は不透明であるそうだ。
ログローニョは他メディアでも候補に挙がっていたチームで、レガネスはここに来て新たに浮上している。
また、CFフエンラブラダ、ラージョ・バジェカーノ、さらに1部リーグのカディスCFが、香川獲得を検討していると報じられてきた。さらにはカタールからは高額な違約金での完全移籍のオファーが届いているそうで、31歳の日本代表MFが“サラゴサを救う”ために中東に向かう選択肢もあるか?
今週中には決着を迎えるはずだというが、果たして――。
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[文:サカノワ編集グループ]