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南野拓実の守備の貢献度、フィルミーノと遜色なし。プレッシング1試合平均24.1回

リバプールの南野拓実。※リバプールの公式ツイッター(@LFCJapan @LFC)より

エバートンとのダービー、プレミアリーグ初ゴールなるか!

 イギリスメディアの『リバプールエコー』はこのほど、「リバプールはロベルト・フィルミーノの代役の選手を発見したか」と題したレポートを掲載し、今季これまで日本代表FW南野拓実が、守備面でフィルミーノと遜色ないスタッツを記録していることをレポートした。

 リバプールはサディオ・マネ、フィルミーノ、モハメド・サラーの“フロントスリー”の負担を軽減するため、様々な策を講じてきている。しかし攻撃面のみならず守備面での貢献度も高いフィルミーノの代役を見つけるのに苦労してきた。

 フィルミーノのリバプール加入時からのプレッシング回数だが、相手がボールを持った時に掛けた平均回数は、90分あたり22.9回を記録している。これは2017-18シーズン以降、リバプールで2500分以上プレーをした選手の中でトップだ。

 一方、南野は昨季からこれまで、90分あたり24.1回と、フィルミーノを上回る数字を記録している。

 そのうち南野がプレッシングをかけたあと、34パーセントの確率で5秒以内にチームはボールを奪い返すことに成功している。サンプルの数はまだまだ少ないものの、南野がチームで求められている守備のタスクをこなしていることが分かる。

 南野の守備での貢献は、10月4日に行われたアストン・ヴィラFC戦でも垣間見えたという。1-4と3点ビハインドで迎えた後半開始からナビ・ケイタと代わって起用されたレッズの18番は、45分間の出場でプレッシャー回数はチーム3位の15回を記録した。そのうち成功回数は7回とチームトップだった。

 南野は今季ここまで公式戦6試合(259分)に出場し、3ゴールを記録している。

 リバプールは今週末、10月17日(日本時間17日20:30開始)にアウェーでエバートンFCとの『マージ―サイドダービー』に挑む。アウェーでのエバートン戦は最近3試合ゴールを奪えず苦戦を強いられている。

 南野がリーグ初ゴールをこじ開け、勝利をもたらすことができるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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