左MFはペドラザ先発、久保建英交代出場。エメリ監督が理由を語る「若い選択肢もあったが」。ビジャレアルは首位ソシエダとドロー
ビジャレアルのウナイ・エメリ監督。※「VILLARREAL TV」より
「満足はしているが、もっと改善しないといけない」
[スペイン1部 11節] レアル・ソシエダ1-1ビジャレアル/2020年11月29日/エスタディオ・アノエタ
スペイン1部(プリメーラ)、暫定首位のレアル・ソシエダと3位のビジャレアルCFによる上位対決は、1-1で引き分けた。ビジャレアルの日本代表MF久保建英は74分にアルフォンソ・ペドラサと代わって左MFに入ったが、ソシエダの守備網を打開するには至らなかった。
ビジャレアルCFのウナイ・エメリ監督は試合後の記者会見で、レアル・マドリード、マッカビ・テルアビブ、レアル・ソシエダとの3試合連続ドローの結果に、「満足はしていませんが、もっと改善しないといけません。3試合連続で引き分け、もちろん勝ちたかったですが、チームのパフォーマンスには満足しています。もっと上を目指していきたい」と、シュート数では10本対8本と上回った試合内容を振り返った。
今回、左サイドには、MFペドラサ、DFペルビス・エストゥピニャンが先発で起用された。いずれもサイドバックを主戦場にしている選手である。
「ペルビスとペドロサに求めていたのは、アップダウンも多く、強力なウイングに対し後ろでも仕事をすることでした。モイ(ゴメス)が(ケガのため)いないので、もっとリズム感のあるペドラサを起用しました。若い選択肢もありましたが、もっと成熟した経験を積んだ選手のほうがいいと思いました」
また、チーム内にケガ人が増えてきていることについても明かしている。
「調子が良かった(カルロス)バッカですが、筋肉系の問題があり様子を観察しています。パコ(アルカセル)も10日間離れていたので、もう少し様子を見ています。モイはまだ違和感があり、2週間は離脱することになりそうです」
ビジャレアルは12月3日(日本時間4日2時55分)、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ、トルコ1部スィヴァススポルとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]