愛称は「マリのポグバ」。南野拓実のリバプールが1月に新戦力補強を検討
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
契約満了となるワイナルダムに代わるタレントとして狙う。一方、アーセナルのアルテタ監督も大ファン?
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが来年1月に開く移籍市場で、ブライトン・ホーブ&アルオンに所属するマリ代表MFイヴ・ビスマの獲得を検討しているという。イギリスメディア『トークスポーツ』がこのほど、「リバプールとアーセナルがビスマ獲得を考えている」と報じた。
ビスマは1996年生まれ、マリ代表の24歳。コートジボワールで生まれ、マリで育った24歳のMFは2018年7月にフランス1部のリール・オリンピックSCから1520万ポンド(約21億円)の移籍金でブライトンに完全移籍。ブライトン移籍後の3シーズンで公式戦65試合に出場している。
ブライトンでは主に2ボランチの一角を担い、今季これまでプレミアリーグ9試合(809分)に出場、1ゴールを記録している。ボール奪取能力と足元の技術に長け、状況に応じてドリブルで持ち運び、強烈なミドルシュートを放つプレースタイルから「マリのポール・ポグバ」と呼ばれている。
記事によると、そんなビスマにリバプールのユルゲン・クロップ監督が注目し、今季末で契約満了を迎えるオランダ代表MFジニ・ワイナルダムに代わる新たなタレントとして考えているとされる。一方、アーセナルもこのMFに興味を示し、とりわけミケル・アルテタ監督がビスマの大ファンであるそうだ。
現状スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラやベテランMFジェームズ・ミルナーがケガで戦線離脱中で先行きがやや読めない。リバプールがビスマを獲得に成功した場合、中盤の確実な選手層アップにもつながるだろう。
冬の移籍市場“解禁”は迫り、リバプールはプレミアリーグ連覇に向けてどのような補強に打って出るのか。様々な憶測が飛び交い始めていて、どうやら目利きのいいリバプールフロントが本格的に動き出そうとしているようだ。
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[文:サカノワ編集グループ]