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フランクフルト鎌田大地がドルトムントから先制点!GKビュルキの壁かわす

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

米国代表MFレイナに決められ1-1ドロー。長谷部誠は3戦連続ベンチ。

[ブンデスリーガ1部 10節] フランクフルト 1-1 ドルトムント/2020年12月5日/コメルツバンク・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が強豪ボルシア・ドルトムント相手に、左足で技ありの先制ゴールを決めた。試合は後半にドルトムントのアメリカ代表MFジョバンニ・レイナに決められ、1-1で引き分けた。フランクフルトの長谷部誠は3試合連続でベンチで過ごした。 

 鎌田は3-4-2-1の左シャドーで、開幕から10試合連続での先発出場を果たす。一方、7戦連続スタメン出場を続けていた長谷部だが、3試合連続でのベンチスタートに。

 開始9分、最終ラインの背後へ抜け出したフランクフルトの15番に、ロブパスが放たれる。ボールをコントロールした鎌田はスイス代表GKロマン・ビュルキと1対1に。浮いたボールを操りながらの駆け引きとなり、股を開いて誘い込むビュルキの左脇を抜けるように、左足で巧みなシュートを打ち込み、ゴールネットを揺らしてみせた。

 その後はドルトムントがイングランド代表FWジェイドン・サンチョ、ドイツ代表FWユリアン・ブラントらを中心に猛反撃に転じる。迎えた59分、サンチョのパスを受けたレイナがカットインからニアサイドを抜く、痺れるショットを突き刺す。結局、このまま1-1で引き分けた。

 フル出場を果たした鎌田は10試合・2得点・6アシスト。長谷部は7試合出場のまま。

 フランクフルトは2勝7分1敗の勝点13で暫定8位、一方、ドルトムントは6勝1分3敗の勝点19で暫定3位。

 次節、フランクフルトは12月11日(日本時間12日4時30分)にアウェーでVfLヴォルフスブルクと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]