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久保建英のビジャレアル、カラバフのクラスター発生でEL最終節が延期に

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

先発濃厚だったが…。「数日中に解決策を決める」

 日本代表MF久保建英の所属するビジャレアルCFは12月10日に予定されていたホームでのヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)6節、アゼルバイジャン1部のカラバフFK戦が延期になったと発表した。カラバフのトップチームで、新型コロナウイルスのクラスターが発生したため。解決策は数日中に決定するということだ。

 スペインメディア『アス』によると、カラバフのトップチームで11人の新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、さらに故障者が2人いるため、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)に対して、「試合ができない状況にある」と連絡。協議を行った結果、試合が延期されることになったという。

 ビジャレアルは公式サイトで試合延期を報告。「試合に臨むための最少人数に足りていないため」と理由を伝えている。UEFAと両チームによる話し合いにより、数日中に解決策が発表されるそうだ。

 ELのグループIは、すでにビジャレアルが4勝1分の勝点13で、1位での突破を決めている。一方、カラバフは1分4敗の勝点1で、同組の最下位が確定していた。

 直近のスペイン1部エルチェCF戦では、久保はプリメーラで今季最長となる後半45分間をプレー。レアル・マドリードからレンタル移籍中の19歳のレフティは国内リーグとの連戦が続くなか、このカラバフ戦ではスタメン起用が濃厚で、どのポジションで、どのような役割を担うかが注目されていた。

 スペインリーグでの戦いに向けて切り替えるビジャレアルはこのあと12月13日(14日0:15)、レアル・ベティスと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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