5試合ぶり出場の長谷部誠がコメント「もっと賢く」。フランクフルトは退場劇から失点重ねボルシアMGにドロー
フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
先制点与えたものの3ゴールで逆転。試合をコントロールしていたが…「落胆している」。
[ブンデスリーガ 18節] フランクフルト 3-3 ボルシアMG/2020年12月15日/コメルツバンク・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠がボルシア・メンヒェングラードバッハ戦で5試合ぶりに先発フル出場を果たした。試合はフランクフルトが先制点を奪われながらも3ゴールを決めて逆転に成功。しかし81分の退場劇で潮目が変わり、90分と90+5分の失点で悪夢のドローに終わった。
長谷部は3バックのリベロとしてピッチに立った。全体をしっかり統率しながら試合を進め、効果的な縦パスで変化も付けていった。
ブンデスリーガ最年長36歳のファイターは試合後にコメントし、それがクラブ公式サイトに掲載された。81分のダビド・アラームの退場劇のあと、チームの意思の共有を徹底できなかったことを悔やんだ。
「勝てなかっただけに落胆しています。開始10分間は試合に入れていませんでしたが、しかし3ゴールを決めることができました。全体的には良い試合ができました。ただ最後に何が起きたのか(90分からの連続失点)、上手く説明できません。(13分に受けた)イエローカードが出された判定は、非常に厳しいものでした。(81分の味方の退場劇のあと)数的不利になった場合、もっと賢くプレーしなければいけませんでした。ただ、僕らはこの結果をポジティブに捉えて、土曜日に勝点3を獲得してみせます」
一方、ベンチスタートだった鎌田大地は90+2分、セバスチァン・ローデと代わってピッチに立った。
長谷部はブンデスリーガ8試合(720分)出場。一方、鎌田は同12試合(910分)出場、2得点・6アシスト。
フランクフルトは2勝8分2敗の勝点14で10位。12月19日にはアウェーでFCアウクスブルクと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]