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香川真司が1月中にも新天地を決断へ

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

現在フリー、スペインが第一候補、欧州主要リーグも選択肢に。

 スペイン2部レアル・サラゴサを昨年10月2日に退団してフリーになっている香川真司が1月1日、自身のSNSのツイッター( @S_Kagawa0317 )とインスタグラム( @sk23.10 )を更新して、新年の誓いを立てた。日本代表で10番を背負ってきたアタッカーは、1月中にも新天地を決断するとファンに報告した。

 香川は練習場から動画を投稿。そこで次のように新年のあいさつをしている。

「新年明けましておめでとうございます。みんなにとってまた素晴らしい1年になることを心から祈っています。そして僕自身も2021年、素晴らしい年になるように、まずはこの1月、みんなにいい報告ができればと思っています」

 そのように今月中にも新たなチームを決定したい意向を示す。香川はさらに続ける。

「そしてサッカー選手である以上、このグラウンドの上で自分自身の力を証明していかなければいけないし、それを自分の力でしっかり成し遂げたいと思っています。また熱い声援をよろしくお願いします。では今年も頑張っていきましょう!」

 新チームに加わるだけではなく、力を発揮して、結果を残す。そのための準備を続けているということだ。

 香川はこれまで夢であるスペインでのプレー続行を希望してきた。そうしたなか、スペイン2部のCDテネリフェ、CEサバデル、ラージョ・バジェカーノ、さらには1部のカディスCFなどが香川獲得に関心を示してきたと言われる。しかし各クラブごとに給与制限が設定され、またEU外の選手枠(1部は3枠、2部は2枠)の関係などもあり、正式契約には至っていない。

 一方、ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV、セリエBのブレシア・カルチョ、ギリシャ1部のPAOKテッサロニキなどからオファーがあったと言われる。さらにはメジャーリーグサッカー(MLS)、サウジアラビアなど中東、そしてJ1リーグのセレッソ大阪からも打診があったが、香川は断っている。

 3月で32歳になる香川は新天地について「欧州で」と、選択肢の幅を広げている。果たして、どのような決断を下すのか注目だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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