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香川真司がPAOKと「契約間近」。ギリシャ名門、スペインメディア報じる

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

1年間プレーできないブランクを避けるためにも。

 スペイン2部レアル・サラゴサを昨年10月2日付で退団してフリーになっていた日本代表MF香川真司が、ギリシャ1部の名門PAOKテッサロニキの加入に向けて近づいているようだ。スペインの『マルカ』などが報じた。

 記事によると、PAOKは香川がサラゴサを退団するかどうかのタイミングでも契約を目指したが、香川サイドは他チームの状況を待つ判断を下した。しかし再び交渉が再開されて、香川は考えを変えて、プレーせずに1年過ごすことを避けるためにも、このオファーを再検討しているそうだ。そして「契約に向けて、近づいている」と報じた。ギリシャ国内でも報じられている。

 また、サラゴサは香川と2年契約を結んでいて、その1年分を破棄したため、今シーズンの年俸分を支払っていた。PAOKに加入すれば、その負担を圧縮できるため、サラゴサにとっても朗報になるという。

 PAOKは今季ヨーロッパリーグでプレーしていたものの、すでに敗退が決定している。またギリシャリーグでは、10勝5分2敗で暫定4位につけている。首位のオリンピアコスとは10ポイント差だ。

 香川は年明けにSNSで、1月中にも新天地を決断したい意向を示していた。その後、具体的な噂があまり聞かれずにいた。

 これまで香川は夢であったスペインでのプレー続行を希望。サラゴサ在籍時には、スペイン2部のCDテネリフェ、CEサバデル、ラージョ・バジェカーノ、1部のカディスCFなどが獲得に関心を示してきた。しかし、結局、正式契約には至っていない。

 また、ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV、セリエBのブレシア・カルチョ、そしてPAOKなどからオファーがあったと言われ、さらにはメジャーリーグサッカー(MLS)、サウジアラビアなど中東、そしてJ1リーグのセレッソ大阪からも打診があった。が、いずれも香川サイドが昨年の段階では断っていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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