橋岡大樹加入決定のSTVV、シュミットが無失点に抑え残留争い勝利。鈴木優磨は途中交代
シント=トロイデンの鈴木優磨。(C)STVV
シュミットは久々出場の松原について「腐らず自分ができることをやっていた。だから急遽出場してもいいプレーができていた」。
[ベルギー1部 25節] シント=トロイデン3-0セルクル・ブルージュ/2021年1月31日/スターイエン
ベルギー1部リーグのシント・トロイデンVV(STVV)が、セルクル・ブルージュに3-0の勝利を収めた。STVVの日本人選手では鈴木優磨が先発し72分で交代に。GKシュミット・ダニエルはフル出場でクリーンシート達成。また松原后は84分から久々にピッチに立った。STVVは同日、浦和レッズの橋岡大樹の加入内定を発表している。
この試合、新加入でトップ下に入ったクリスティアン・ブルースが大活躍。ブルースが17分に先制点を奪い、さらに後半にもチームは2ゴールを加えて、3-0の快勝を果たした。
相手の攻撃を無失点)に抑えたシュミットは「1-0で試合が進んでいくなか、かなり後ろは集中して守っていて、『2点目を取ってくれ』と正直ずっと思っていました。とにかく危ないところを後ろの3枚で消して、前線もハードワークをすごくやってくれています。変な失点だけはしないように意識していました」と、精神的にもヒリヒリする試合だったと打ち明けている。
また、久々の出場機会を得た松原について、「ずっと腐らず、なかなか試合に出られなかったり、メンバーに入れなかったりした時期もありましたが、そういうなかでも腐らず自分ができることをやってきて、急遽出場しても、そういった準備をしているからこそいいプレーができたと思います。次節は(左サイドバックの)(リベラト)カカーチェが出場停止でチャンスだと思うので生かしてほしいです」と期待を寄せた。
そして守護神は次戦に向けて、「残留争いの直接対決に勝ち、次の相手であるオーステンデはけっこう上にいる相手で(8位)、このまま勝って昇っていきたい。アウェーですが最低でも勝点1は必ず取らなければいけないと思います」と意欲を示した。
STVVは8勝6分11敗(33得点・37失点)で14位。
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[文:サカノワ編集グループ]