【鹿島-C大阪】炎のヘッダー、植田直通が渾身弾! セレッソ途中まで圧倒も助っ人2人が負傷交代
鹿島の植田直通。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
レオ・セアラが先制点を決めたが…。
[J1 2節]鹿島 – C大阪/2024年3月2日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ2節、鹿島アントラーズ-セレッソ大阪の一戦は、レオ・セアラと植田直通のゴールにより1-1で引き分けた。
C大阪は登里享平と毎熊晟矢の両サイドバックのうちどちらかが中盤に加わって数的優位を作り出すビルドアップの方式を採用。それに対抗するため、ホームチームは4-2-3-1のシステムで、藤井智也が右MFで先発する。
序盤からC大阪が主導権を握り、敵陣で試合を進める。すると鹿島はハーフタイムを挟んで藤井を下げて、鈴木優磨がトップ下に入る。
だが、それでもセレッソペースは変わらない。アウェーチームが左サイドを打開。58分、レオ・セアラが為田大貴のクロスを押し込み、先制点を奪ってみせた。
そこから鹿島は反撃に転じる。すると85分、名古新太郎のコーナーキックに植田がまさに渾身のヘッドを叩き込み、同点に追い付いてみせた。
鹿島は終盤、中盤にギリェルメ・パレジ、鈴木、チャヴリッチ、センターフォワードに垣田裕暉が入るという布陣を採用。可能性は感じさせたもののなかなか噛み合わず、ホーム開幕戦は1-1で引き分けた。
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開幕から好インパクトを残してきたC大阪だが、ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラが揃って負傷交代に。その状態が心配されるところだ。