「絶妙なフィニッシュ」ジョー・コールが南野拓実のゴールを喜ぶ
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
元チェルシーのレジェンド、「これこそが我々がずっと見たかったミナミノの姿だ」。
かつてイングランド・プレミアリーグ、チェルシーFCなどで活躍した元イングランド代表のジョー・コール氏が『BTスポーツ』に出演し、プレミアリーグのチェルシー戦でゴールを決めたサウサンプトンFCの日本代表MF南野拓実について、「絶妙なフィニッシュだった」と賞賛した。
コール氏はチェルシーに所属していた7シーズンで3度のプレミアリーグ、FA杯優勝などに大きく貢献したチェルシーのレジェンド。イングランド代表としても通算56試合に出場し、10ゴールを記録している。
そんな39歳の元イングランド代表MFは南野拓実のゴールを高く評価し、次のように語った。
「絶妙なフィニッシュでした。スルーパスを受けて、チップキックで決める落ち着きぶりは素晴らしかった。これこそ我々がずっと見たかった南野拓実の姿です。リバプールでもいいプレーを見せていましたが、素晴らしいゴールでしたね」
サウサンプトンはその後1-1に追い付かれて勝ちきれなかったものの、リーグ戦での連敗を「6」で止めた。コール氏はこの南野のゴールが、弾みになるはずだと期待を寄せる。
「連敗をストップできたのは重要なこと。もちろん勝つチャンスはありましたが、サウサンプトンの戦いぶりは賞賛に値します。ハイプレスを主体とする彼らのサッカーは明確な強みで、いつでもビッククラブ相手に勝つ可能性を感じさせます。結果を得られたことは、クラブにとって素晴らしいことです」
そのようにコール氏は、南野とサウサンプトンのここからの飛躍を後押しする。
南野は移籍後は3試合全てスタメン出場し、2ゴールを記録。リバプールとの通算では12試合・3得点。サウサンプトンは8勝6分10敗(31得点・40失点)で暫定13位だ。
サウサンプトンは次戦、2月23日(日本時間24日3:00開始)にアウェーでリーズ・ユナイテッドFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]