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南野拓実のライバルに?リバプールがオランダ代表FWの獲得検討

PSVアイントフォーヘンでプレーするマレン。 (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

PSVのマレンに照準。メインポジションはCFだが、代表チームでは左サイドでもプレー。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが夏の移籍市場で、オランダ1部(エールディビジ)PSVアイントホーフェンに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンの獲得を検討しているという。オランダメディア『サッカーインターナショナル』がこのほど「リバプールがマレン獲得を検討している」と報じた。

 マレンは1999年生まれ、オランダ代表で8試合・2得点を記録している22歳。アヤックスユースを経て、2015年から2017年まではイングランドのアーセナルFCユースでもプレーし、2017年8月にPSVへ加入。PSVでは3シーズンでリーグ77試合に出場し、38ゴールを決めている。

 PSVでは主に4-2-2-2の2トップの一角を担い、今季オランダ1部では28試合・17ゴール、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では8試合・5ゴールを記録している。また2019年9月にデビューしたオランダ代表では左サイドでもプレーしている。

 記事によると、夏の移籍市場でリバプールは最低でも1人のアタッカー獲得を考えていて、このオランダ人ストライカー獲得の有力候補だという。ただし、イタリア・セリエAのユベントスFC、ACミランもマレンに興味を示すなどライバルも多い。そしてPSVはマレンに約2500万ポンド(37億円)の移籍金を設定しているそうだ。

 イギリスメディア『リバプールエコー』は、オランダ代表でDFヴィルジル・ファンダイクとMFジニ・ワイナルダムがマレンと共にプレーしていることから交渉では“リバプール優位”と報じている。

 現在リバプールからサウサンプトンFCに期限付き移籍中の日本代表FW南野拓実だが、マレン加入が実現すれば、リバプールでの居場所はさらに限られてくる。

 南野の動向にも関わってくる移籍情報だ。様々な噂が飛び交っているが、リバプールフロントはどうやら夏の補強に向けて着々と準備を整えているようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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