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【J2人件費ランク】1位千葉、2位磐田、3位長崎。J1昇格した福岡と徳島は…

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

2020シーズンの22チーム。長崎の増額分だけで、17位水戸の1年分以上。

 Jリーグが7月に開示した「2020年度クラブ経営情報」をもとに、2020シーズンのJ2リーグ・チーム人件費のランキングをまとめた。

 新型コロナウイルスの様々な影響が運営にも打撃を与えた。そのなかで、ジェフユナイテッド市原・千葉は2億9100万円の増額で、14億4400万円でリーグトップを記録。しかし14位に終わっている。

 2位ジュビロ磐田、3位V・ファーレン長崎、4位大宮アルディージャ、5位松本山雅FC、6位アビスパ福岡、7位京都サンガF.C.、8位徳島ヴォルティスと続く。責任企業がついているかどうかでも、この人件費の額が大きく変わってくることが分かる。それでも2019年1位だった磐田は5億6000万円減の14億500万円、2位だった大宮は2億4700万円マイナスの13億円に。

 一方、3位長崎は13億8200万円で、リーグ最高の3億5300万円増額。この増額分だけで、17位水戸ホーリーホックの年間3億3500万円をも上回っている。

 そして悲願のJ1昇格を果たしたのは福岡と徳島だった。

 ランキングは以下の通り。

▼J2リーグ 2020年度人件費ランキング
順位 クラブ名 2019年度 →2020年度 増減(単位:100万円)
1 千葉 1,153 1,444 +291
2 磐田 1,995 1,405 ▲590
3 長崎 1,029 1,382 +353
4 大宮 1,547 1,300 ▲247
5 松本 1,430 1,090 ▲340
6 福岡 784 968 +184
7 京都 895 929 +34
8 徳島 892 916 +24
9 新潟 722 821 +99
10 東京V 713 660 ▲54
11 岡山 634 635 +1
12 甲府 707 609 ▲98
13 山形 549 605 +56
14 山口 527 505 ▲22
15 町田 402 497 +95
16 愛媛 406 410 +4
17 水戸 321 335 +14
18 北九州 250 330 +80
19 琉球 252 315 +63
20 栃木 365 314 ▲51
21 金沢 311 312 +1
22 群馬 184 242 +58
合計   16,069 16,024 ▲45
平均   730 728

比較すると…【J1人件費ランク】1位神戸、2位名古屋、3位浦和。FC東京が最も増額。総額は16億円以上マイナス

[文:サカノワ編集グループ]

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