【札幌】戦列復帰のジェイ「僕の体が大きいから…」と判定に不満

ジェイ(右)と都倉(左)が揃い踏みで攻め込んだが……。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2か月ぶりの先発起用、開始早々に決定機を作る。

[J1 14節] FC東京 0-0 札幌/2018年5月13日/味の素スタジアム

 右太ももを傷めていた北海道コンサドーレ札幌のFWジェイが5月13日の14節・FC東京戦で、4月7日の6節・名古屋グランパス戦(〇3-0)以来となるリーグ戦復帰を果たした。しかも先発は3月18日の4節のV・ファーレン長崎戦(〇2-1)から約2か月ぶり。

 3-4-2-1のセンターフォワードに入り、いきなり見せ場を迎える。

 開始1分に裏のスペースへ抜け出すと、倒れ込みながら右ボレーで決定的なシュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉え切れない。

「試合に出るのは約1か月ぶりで、さすがに体力的にはきつかった。ただ試合開始1分にチャンスを掴めたけれど、その後はなかなかいい形でボールを受けることができなかった」とジェイが振り返ったように、そこからは相手の厳しいマークに苦しめられた。結局、79分に交代するまでシュートは1本に終わった。

 それでもシャドーの都倉賢(4本)、チャナティップ(1本)と前線のトライアングルのユニットとしては、計6本のシュートを放つなど機能。地上戦のみならず空中戦も――パワーや高さを生かしたいときに、「ジェイ&都倉」が、相手にかなりの脅威を与え、攻撃に変化を加えられることを実証した。

「雨でコンディションが悪かったけれど、アウェーでの引き分けはポジティブに受け止めている。2位と3位の対戦だったし、悪くない結果だと受け止めている」

 ジェイは自身とチームの出来に、そのように及第点を与えていた。ただ一方で、こんな不満を漏らしていた。

「相手から酷いタックルを受けてレッドカードを出してもらいたいくらいだったけれど、まったく何もお咎めなしだったね。僕の体が大きいから、レフェリーはなかなかファウルを認めてくれないよ……」

 背後から”削られる”危険なタックルを再三受けた。

 しかし、そういったプレーに対してイエローカードは提示されず……。やや不安定と言えた判定に戸惑いながらプレーしていたことを明かしていた。そういったタックルがケガを負う原因の一つとなってきただけに、ジェイとしては看過できなかったようだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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