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リバプール遠藤航が今季初先発も痛恨クリアミスから失点。サウサンプトン戦、松木玖生は…。カラバオカップ2-1で勝利

遠藤航 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

イサク初ゴール。逆転弾エキティケはユニフォームを脱いで歓喜、2枚目のイエローで退場に。

[カラバオカップ 3回戦] リバプール 2-1 サウサンプトン/2025年9月24日(現地23日)/ アンフィールド

 カラバオカップ(リーグカップ)3回戦、リバプールFCの日本代表MF遠藤航(Wataru ENDO)がサウサンプトンFC戦で今季公式戦初めて先発し、フル出場を果たした。一方、セインツの松木玖生はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。試合はリバプールが2-1で勝利を収めた。

 リバプールは直近のプレミアリーグの一戦から先発全員をターンオーバー。遠藤はボランチに入った。ただ初めて組むメンバーとあって、アレクサンデル・イサク、リオ・エングモア、フェデリコ・キエーザ、トレイ・ナイオニが入った攻撃陣とともに上手く噛み合わない。

 それでも43分、サウサンプトンのゴール前でのビルドアップへのプレスがハマりボールを奪い切ることに成功。イサクがリバプール加入後初ゴールを沈める。

 ところが76分、セインツのコーナーキック。遠藤が自陣ゴール前でクリアしようとしたところ、ヘディングのタイミングを合わせ切れず。ボールがゴール前へ入ってしまい、これをシェイ・チャールズに決められてしまい1-1に。

 それでも85分、キエーザの絶品のボールコントロールから、ラストパスを受けたエキティケが逆転ゴール! イサク加入へのアピールか、ユニフォームを脱いで『背番号22』を示して、自らを改めてアピールした。

 ところが、エキティケはこの行為で2枚目のイエローカードをもらい退場に。おそらく一度警告を受けていたのを忘れていたウッカリで、結果、ここからホームチームは数的不利の劣勢を強いられた。

 一方、サウサンプトンの松木玖生はベンチ入りしたが、出場機会を得られなかった。セインツの交代出場組のパフォーマンスを見ると、脅威になり得ると思えたが……。

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 辛うじて勝利を収めたリバプールは次戦27日のプレミアリーグ6節、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスFCと対戦する。