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【神戸2-1清水】『ボランチ酒井高徳』が逆転ゴール! 大迫勇也の動き出しに「来る」と信じてスライディングボレー弾!!

神戸の酒井高徳。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

大迫粘りのクロスから鍬先祐弥が同点弾。

[J1 32節]神戸 2-1 清水/2025年9月27日19:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ32節、ヴィッセル神戸がボランチに回った酒井高徳の逆転決勝ゴールで、清水エスパルスに2-1の勝利を収めた。2位の神戸は首位・鹿島アントラーズを4ポイント差で追走する。

 40分、清水が乾貴士を起点に展開。左クロスに小塚和季がボレーで合わせて、清水が先制する。

 後半途中からは、次第に清水が逃げ切りを意識し始める。65分、粘った大迫勇也のアウトサイドのクロスを、鍬先祐弥が押し込み同点に追い付いた。

 追い付かれた清水は、さらに守備を固めて時間をかけるようになる。アウェーチームが受け身になった隙を、神戸が見逃さず攻勢を強めた。

 そして90+2分、「速攻の時にボランチやサイドバックに相手が付け切れずにいるのを感じていた」という酒井がゴール前へ進入。小松蓮の左クロスに対し、大迫がニアで相手を引き付ける。その背後に走り込んだ酒井が、ボールが「来る」と信じてスライディングボレーでゴールネットを揺らし、逆転に成功した。

 酒井は右サイドバックで先発。途中からボランチにポジションを変更。布陣も4-4-2に変更し、実質的に4トップのような形になった。まさに一丸となって前から重圧を掛けて、「全員でつないだゴール」(酒井)を奪い切った。

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 神戸は2-1の逆転勝利を収め、勝点60に伸ばした。