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【ヴァンフォーレ甲府】FIFAが補強禁止処分を解除、「大いに反省しなければならない」

甲府のサポーター。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ブラジルのクラブとの問題解消。

 FIFA(国際サッカー連盟)は9月30日、「登録禁止リスト」(FIFA Registration Ban List)からJ2リーグのヴァンフォーレ甲府(Ventforet Kofu)を削除した。甲府は新たな選手の補強と登録が可能になる。

 FIFAは9月24日付けで甲府を同リストに掲載。今後3回にわたる移籍期間での補強禁止処分を科していた。

 そして甲府は30日、公式サイトで次のように補強禁止処分が解除されたと報告した。

「本件につきましては、FIFAからの通達により、選手移籍に関する制裁が課せられたものでありましたが、2025年9月30日付けにて、トンベンセFC側が移籍禁止制裁措置の解除に同意致しました。

 上記を受けて、FIFAからヴァンフォーレ甲府に課した移籍禁止制裁措置を解除する旨の通達がありましたので、ご報告をさせていただきます」

「また、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方に対して、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、さらには、Jリーグに関係する方々にもクラブを代表してお詫びを申し上げます。

 クラブと致しましては、今回の事案発生等を大いに反省しなければならないと思っております。

 今後は、クラブ内におけるガバナンス体制を再構築して、再発防止に努めて参ります。

 最後に、今シーズンのリーグ戦も残り、7試合となりましたが、『ソコヂカラ』を忘れず最後まで、頑張る覚悟でありますので、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様方には、引き続き、ご支援とご声援を賜りたくお願い申し上げます」

 そのように佐久間悟社長の名義で、謝罪と今後の方針を示した。

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 甲府は2026シーズン、城西大学の福元竣、日本体育大学の松山北斗、米陀大洋の加入が内定している。