【浦和】金子拓郎の4戦出場停止にスコルジャ監督「右サイドは拓郎の王国だった」
浦和の金子拓郎は今季最終節まで出場停止に。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA
「私は基本的に選手を守りたいと思っています。あの状況のなか、プロとしては受け入れられない行動でした」
[J1 35節]浦和-町田/2025年10月25日14:00/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が10月23日、2日後に行われるホームでのFC町田ゼルビア戦に向けて抱負を語った。
前日には横浜F・マリノス戦で副審の胸を突いた行為により、金子拓郎にJリーグ規律委員会から今季4試合の出場停止処分が発表された。今季最終節までの欠場が決まった件について、メディアから質問が相次いだ。
スコルジャ監督は、現場の代表として何より重要な戦力を欠くことを嘆いた。
「試合の流れ、試合経過、スタジアムの雰囲気、もしかしたらレフェリーの判定に対し、いろいろと周りもナーバスになっているなか、あのような行動を取ってしまいました。もっと落ち着いて、責任ある行動を取らなければいけませんでした。退場することで、その試合のみならず、今シーズン残り全試合に影響を及ぼすことになりました。拓郎は我々にとって非常に重要な選手であり、いなければ攻撃力は低下すると思います」
また指揮官は「全員にとって重要な教訓となったと思います。時間を戻すことはできませんが、 今後この経験を生かすことができると思います」とも語った。
22日からチームに合流した金子とも話をしたそうだ
「私は基本的に選手を守りたいと思っています。人として理解は示せても、あの状況のなか、プロとしては受け入れられない行動でした。右サイドは拓郎の王国でした。彼の不在は我々にとって大きく響くと思います」
監督はレギュラーとして突破口を切り開いてきたアタッカーの存在の大きさを強調していた。
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インターナショナルマッチウィーク明けの前節に大幅なローテーション起用をした指揮官だが、今回はどのような選手起用で挑むのか。今季のホームゲームは残すところ2試合のみだ。




