「予想より深刻な可能性」日本代表GK鈴木彩艶が左手首負傷、ACミランから『戦術ザイオン』で再びゴールも
鈴木彩艶 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
モドリッチのコースを突いた鋭いミドルをキャッチ。同点に持ち込み勝点1を獲得。
[セリエA 11節] パルマ 2–2 ミラン/ 2025年11月9日(現地8日)/ エンニオ・タルディーニ・スタジオ
イタリア・セリエA第11節、パルマ・カルチョ1913がACミランとの一戦で、2点を先取されながらも追い付く激闘を繰り広げ、勝点1を獲得した。
パルマの日本代表GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)はフル出場。レアル・マドリードから今季ミランに加入したルカ・モドリッチの鋭いミドルシュートをキャッチするなど、随所で好セーブを見せて、暫定首位に立ったチームから勝点をもたらした。
また、0–1で迎えた前半アディショナルタイムには、パルマの一つの戦術となっている鈴木のロングフィードから、アドリアン・ベルナベのシュートを引き出した。これで2試合連続、『戦術ザイオン』から得点が生まれている。
しかし、2–2で迎えた82分、この日絶好調だったアレクシス・サーレマーケルスとの1対1の場面で、追ってきた味方選手と接触。鈴木はその際に左手首を痛め、チームドクターによる治療を受けた。
鈴木はそのまま試合終了までプレーを続けた。しかし『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙によると、『スカイ』がパルマサイドの話として「鈴木はサーレマーケルスとのマッチアップで手首に痛みを覚えた。手は腫れており、病院でレントゲン検査を受けることになる。軽傷に見えたが、予想よりも深刻な可能性もある」と伝えているという。
関連記事>>【日本代表】GK鈴木彩艶が語る早川友基との「良い関係」
鈴木はこのあと日本代表に合流する予定だった。日本サッカー協会は11月9日、鈴木のケガによる今回の活動の不参加を発表した。




