板倉滉のアヤックス、新監督候補にポール・シモニス氏。週末にヴォルフスブルクを解雇されたばかりだが…

ハイティンハ前監督の後任候補として、すでに交渉中か!?

　オランダ1部（エールディビジ）アヤックス・アムステルダムは、ヨン・ハイティンハ前監督の解任に伴い、新監督の選定を進めている。

『スカイ』は11月11日までに、9日にドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLヴォルフスブルク指揮官を解任されたばかりのポール・シモニス氏（Paul Simonis）が新監督候補として浮上し、すでに連絡を取り合っていると報じた。今季就任したヴォルフスブルクでは2年契約を結んでいたものの、これまでリーグ2勝2分6敗の14位と低迷。直近の菅原由勢と長田澪が所属するヴェルダー・ブレーメンに1―2で敗れた直後、解任が決まった。

　シモニス氏は、ファンから評価されていたという。しかしクラブ内の争いに巻き込まれ、なかなか集中できなかったと現地では報じられている。

　ただし一方、オランダメディア『テレグラフ』の記者は、シモニス氏は以前からアヤックス側とコンタクトを取っていたと伝えている。もしかすると、そのあたりも今回のこの解任劇からの流れに関係しているのか。

　アヤックスには日本代表DF板倉滉が今季、ボルシア・メンヒェングラートバッハから加入。ケガによる離脱期間もあったが、これまでエールディビジ7試合、UEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）3試合に出場している。

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　アヤックスは12節を終えて、5勝5分2敗の勝点20で4位。上田綺世と渡辺剛の所属するフェイエノールト・ロッテルダムに勝点8差を付けられている。