高市発言で緊張の中国遠征、広島が“完全アウェー”ACL成都と対戦。熱狂のスタジアム、荒れたピッチに苦戦
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのエンブレム。(C)SAKANOWA
やや劣勢…GK大迫敬介、DF荒木隼人が体を張ったプレーで対応。
[ACLエリート LS5節] 成都蓉城 – 広島/2025年11月25日/鳳凰山体育公園サッカー場
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート・リーグステージ5節、 サンフレッチェ広島はアウェーで成都蓉城足球倶楽部との一戦に臨んでいる。前半を終え、スコアレスで折り返している。
高市早苗総理大臣の発言に中国政府が反発し、中国人観光客に日本への渡航中止、さらに学生には日本への留学見直しを要請するなどエスカレート。政治的アピールが民間活動の自粛につながる、日本では考えられない状況に陥っている。中国国内での日本人への対応が読めないなかで、今回、広島はアウェーゲームに臨んだ。
中国サッカーはコロナ明けに人気が回復。この試合も、ホーム側のスタンドがほぼ満員に埋まり熱狂的な声援が飛ぶなかでスタートを迎えた。
試合は荒れたピッチの影響もあり、両チームともにロングボールを多用。互いに潰し合い、なかなかシュートまでたどり着けず、アウトオブプレーの時間が目立つ展開となっている。ややホームチーム優位に進み、GK大迫敬介やDF荒木隼人が体を張ったプレーでゴールを守っている。
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前半の終盤は広島が攻勢に。しかしこの日も広島のシュート精度が低く、中野就斗のノーマークのショットは枠外、ジャーメイン良も決め切れず……。スコアレスで折り返した。




