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またも「誤審」!?冨安健洋の背中をコレオショが押しているが…アーセナルがバーンリーに勝利も

アーセナルの冨安健洋 (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

背中を押されて転倒し、失点したように見えたが…。

[プレミアリーグ 12節] アーセナル 3-1 バーンリー/2023年11月12日0:00(現地15:00)/エミレーツ・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ12節、アーセナルFCが3-1でバーンリーFCに勝利を収め、連敗を逃れ2試合ぶりの勝点3を獲得した。日本代表DF冨安健洋は右サイドバックで先発し、フル出場している。

 アーセナルの1点リードで迎えたこの試合の54分、バーンリーMFジョシュ・ブラウンヒルのゴールシーンだが、2試合連続でガナーズに対するプッシングのファウルが見逃されたのではないか!? とSNSや英国メディアで物議を醸している。

 左サイドを駆け上がったルカ・コレオショと冨安健洋が対峙。走り込んだ方向に体を入れて、25歳の日本代表DFがマイボールにしたように見えた。

 そしてカメラの位置によっては、コレオショが明らかに背中を押しているのだが、冨安は転倒。ただプレーは続行され、そこからバーンリーの得点につながった。

 主審はVARと交信したのち、ファウルはなかったとして、ゴールを認めている。コレオショと冨安の接触も確認していたはずだが、VARの介入条件である「判定の明らかな間違い」の可能性がないと見なされたようだ。

 両者が冨安の背中に手が伸びているのを確認していたのかは不明である。あるいはともにユニフォームを掴み合っていたとして喧嘩両成敗になったか(冨安の態勢のほうが不利ではあったが……)。

 SNSのエックスではさっそくこのシーンが取り上げられ、前節のニューカッスル・ユナイテッド戦から2試合続けてプッシングが見逃された「誤審」ではないかと、疑問が投げ掛けられている。

 それでも直後に、コーナーキックからホームチームがウィリアン・サリバの豪快ジャンプヘッド弾で勝ち越しに成功! 勢いに乗ると、74分、オレクサンドル・ジンチェンコも決めて、アーセナルが3-1とし突き放し、そのまま勝利を収めた。

 冨安はフル出場。前節は左SB、今回は右SB(左にジンチェンコ)とフレキシブルにプレーし、改めて存在感を高めている。

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 今回はアーセナルが勝利を収めたことで、そこまで大きな問題にはならなそうだが……。前回はクラブが声明を出すところまで至っただけに、ミケル・アルテタ監督をはじめ、さらに判定に対しデリケートになっていってしまうかもしれない。

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