遠藤航のリバプール、スロット監督解任へ「最後通告」。ノルマはプレミアリーグ連勝か
リバプールのアルネ・スロット監督。写真:ロイター/アフロ
ウェストハム、サンダーランド、そしてリーズと3連戦。さらに欧州CLインテル戦も続く。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが11月27日のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ6節、オランダ1部PSVアイントホーフェンに1-4で敗れた。ホームのアンフィールドでの屈辱的な大敗であり公式戦3連敗。アルネ・スロット監督の責任を問う声が一段と強まっている。
現地発の情報によると、スロット監督はクラブ首脳陣と協議し、これからの1週間で「2勝」を挙げることを求められたという。ウェストハム・ユナイテッド、サンダーランド、そしてリーズ・ユナイテッドとのプレミアリーグ3連戦が控えている。さらにCLでインテル・ミラノとのアウェーゲームも続く。
そこでの2連勝がノルマに設定されたというのだ。
いずれにせよ、リーグ連覇を掲げていたチームとしては、CLどころか欧州カップ戦の出場権さえ失う事態だけは避けたいところだろう。
チームはプレミアリーグでは6勝6敗と勝率5割で12位に低迷する。欧州CLもレアル・マドリードから勝利を収めたものの3勝2敗で13位と苦しい状況に追い込まれている。9月27日にクリスタル・パレスFCに敗れたあと、12試合でプレミア1勝、CL2勝の計3勝しか収められずにいる。
つまりスロット監督がそれでも掴んでいるという手応えを、プレミアリーグ中堅のウェストハム、今季好調なサンダーランド相手に、目に見える結果を残すようクラブ首脳から求められている。
とはいえ、スロット監督は結果を残せずにいても選手選考について、かなり頑ななスタンスを示してきた。対戦相手やチーム状況などに合わせ、臨機応変な対応こそ必要とされていると言える。
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そうしたなかで、果たして、一向に出場機会を得られずにいる遠藤航にチャンスは巡ってくるのだろうか。




