久保建英のレアル・ソシエダに「ヤスダグループが24億円未払い」!? スペインメディアが報じる
2024-25シーズンまで2年間、胸スポンサーを務めた。写真:ムツ・カワモリ/アフロ
FCバルセロナへの未払い騒動も記憶に新しいが――。
スペイン1部レアル・ソシエダとパートナーシップ契約を結ぶ株式会社ヤスダグループ(YASUDA GROUP)だが、1340万ユーロ(約24億4000万円)の未払いがあるという。スペインの地元メディア『ノティシアス・デ・ギプスコア』が12月9日、「ヤスダ、レアル・ソシエダに1340万ユーロの債務」と題して報じた。
ヤスダグループはソシエダと2023年から2年+1年の契約を締結し、昨季まで2シーズンにわたりユニフォームの胸スポンサーを務めてきた。しかし1年の延長はせず、代わりに5年間におよぶ新たなパートナーシップ契約を結んだ。
同メディアは「レアル・ソシエダは金銭回収の可能性についての報告書で、矛盾した見解を示している」とし、「回収に影響を及ぼしうる重大なリスクを伴っている」と指摘している。
一方、今夏の日本遠征(長崎と横浜で試合開催)では、すべての金銭面の支払いが行われていたそうだ。「渡航費、宿泊費、プレシーズン活動費など、クラブへの金銭的義務は履行されている」とし、こうした“実績”も踏まえ、債務の一部または全額の回収が可能になるとの見方も示されている。
ただし、レアル・ソシエダでは過去にも中国企業などスポンサーの契約不履行があったそうだ。
ヤスダグループといえば、今夏、来日予定だったFCバルセロナへの未払いを韓国側スポンサーから主張され、ヴィッセル神戸戦が中止寸前になった騒動が記憶に新しい。以降、同グループの新たな動きは大きく伝わってきていない。
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久保建英の所属するレアル・ソシエダは、果たしてこの状況をどのように解決へと導くのか。




