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【移籍】浦和の堀内陽太が、平川忠亮監督のFC琉球へ育成型期限付き移籍

堀内陽太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ヘグモ体制下でJ1デビュー、栃木SCにレンタルされた2025年は脳震盪やケガに苦しむ。勝負の年に!

 J1リーグの浦和レッズは12月25日、MF堀内陽太(Yota HORIUCHI)がFC琉球へ育成型期限付き移籍すると発表した。2025シーズンは栃木SCへレンタルしていて、今回の移籍期間は特別大会(J2・J3百年構想リーグ)が開催される2026年2月1日から6月30日までとなる。契約により、移籍期間中は浦和と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 堀内は2004年7月8日生まれ、埼玉県出身の21歳。浦和レッズユースからトップチームへ昇格し、2024年、ペア=マティアス・ヘグモ体制下でボランチとしてJ1リーグデビューを果たした。強さと上手さを備えてトランジションの起点となり、リーグ戦3試合、リーグカップ3試合に出場するなど、将来性を感じさせるプレーを披露した。

 2025年は出場機会を求めて栃木へ育成型期限付き移籍。脳震盪や負傷に悩まされながらもJ3リーグ4試合に出場し、実戦経験を積んだ。国内公式戦通算は、J1リーグ3試合、リーグカップ3試合、J3リーグ4試合に出場している。

 新天地となるFC琉球は、元浦和DFの平川忠亮監督が率いて2年目を迎える(琉球と2026-27シーズンまで契約更新)。現役時代に浦和で活躍した指揮官の下、さらなる進化を目指す。

 堀内は浦和サポーターへ「今シーズンは脳震盪やケガが続き、なかなかプレーできませんでしたが、自分自身や生活を見直す時間にもなり、多くの学びがありました。来シーズンこそは成長した姿を見せられるよう、全力で頑張ってきます」とコメントしている。

 またFC琉球のサポーターに向けては、「FC琉球という素晴らしいクラブでプレーできることを嬉しく思います。自分の持っているすべてを発揮し、どんな時も全力で闘います」と意気込みを語る。

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 浦和でプロキャリアをスタートさせた21歳のタレントがまず半年間、沖縄の地でレギュラーの座獲得と勝利を目指す。