「59歳になりますが」キングカズを突き動かす原動力とは? 三浦知良「むしろ情熱は増している」、Jリーグ福島加入決定で記者会見
福島Uへの加入が決まり、記者会見でユニフォームを着用したキングカズ三浦知良。写真:西村尚己/アフロスポーツ
「すごく楽しく充実感のあるサッカー人生。一方、続けるためには苦しいこともある。それを含めて、やりがいのある仕事」
J3福島ユナイテッドFCに加入した元日本代表FW三浦知良(Kazuyoshi Miura)が1月9日、都内で記者会見を行った。2月で59歳になるキング・カズは、福島でプレーする決断に至った経緯、現在のコンディション、そして現役へのこだわりについて、淡々と熱く語った。
三浦は横浜FCからの期限付き移籍で、まずは特別大会(百年構想リーグ)が行われる6月までの契約となる。Jリーグでのプレーは、2021年以来5年ぶりとなる。
三浦は福島加入の理由について、「Jリーグで、J3でプレーする機会を与えてもらえたことに感謝している。JFLからJリーグに昇格しなければ戻れないと思っていた。そうした状況で声をかけてもらい、『もう一度チャレンジしたい』という気持ちがふくらんだ」と説明した。また、スタッフや関係者の情熱、練習環境の充実度も、移籍を決断する要因になったということだ。
年齢に関する質問が及ぶと、「町で声をかけてくれる方をはじめ、皆さんの声の一つひとつが原動力になっている。今度59になりますが、むしろ情熱は増していると自分では思っている」と頷いて語った。
そして特別大会での目標については、「戦力として、試合に出てチームの勝利に貢献したい。そのために全力を尽くしたい」と意欲を示した。
コンディション面については、「この1か月、しっかり準備はしてきた。それがJリーグのレベルでどれぐらい自分ができるかは本当にまだ分からない」「これまでやってきたことを、チームにコミットさせたい」と語り、レベルアップが進むJ3でどれだけ通用するか――その挑戦を楽しみにもしていた。
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三浦は「厳しい戦い、厳しい挑戦になる。このサッカー人生はすごく楽しく充実感がある。一方、プレーを続けるためには、苦しいこともある。それを含め、やりがいのある仕事でもある。これまでやってきたように、コツコツと1日1日の積み重ねを大切にして、ピッチに立ちたい」と、静かに覚悟をにじませた。




