日本代表の久保建英がついにケガから復帰。スペイン紙が期待する“3つの効果”とは?
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
シーズン最終盤での“切り札”に
スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英(Takefusa KUBO)が、約2か月ぶりにチームの全体練習へ合流した。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は3月26日、この日本代表レフティの復帰がもたらす“3つの効果”を挙げ、シーズン終盤の快進撃へ期待を膨らませている。
復帰のタイミングはまさに絶妙だ。チームは現在、リーグ戦での欧州カップ戦出場圏争いとコパ・デル・レイ優勝という二つの目標を掲げ、シーズン最終盤の重要局面に突入している。
同紙は、久保の復帰がその両方で大きな意味を持つとみる。
まず一つ目は、右サイドの“スペシャリスト”の帰還だ。久保の不在中、このポジションではゴンサロ・ゲデスらが起用されてきた。ただ本来ゲデスは左サイドを主戦場としており、完全な代役とはならなかった。その結果、右サイドでの突破力やバリエーションが不足していた。
二つ目は、戦術面でのフィット。ペッレグリーノ・マタラッツォ新監督は、ピッチの幅を取るだけでなく内側にも入り込めるウインガーを求めており、久保はまさにその役割を高いレベルで遂行できる。狭い局面での打開力や判断力に優れ、外と中を行き来しながら攻撃に厚みをもたらすことが可能になる。
三つ目は、攻撃全体への波及効果だ。久保の復帰によって各選手が本来のポジションでプレーできるようになり、チームのバランスが改善される。個で局面を打開できるタレントが戻り、停滞していた攻撃にも新たな選択肢が生まれる。
同紙は、今回の復帰を「単なる戦列復帰ではなく、戦略的な補強」と歓迎。欧州カップ戦出場権争い、そしてコパ決勝での勝利を狙う終盤戦、久保がキーマンになるのは間違いない。
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