【中東情勢】まさに修羅場。トランプ大統領「今夜一つの文明が滅びる」、イランは日本など米国同盟国へ「数年間の石油と天然ガスを失う」と警告。人間の鎖を巡らせる動きも…
北中米W杯抽選会での米国トランプ大統領。(Photo by Hector Vivas - FIFA/FIFA via Getty Images)
トランプ大統領の強硬発言を受けて…
中東情勢の緊迫度が極限まで高まっている。アメリカのドナルド・トランプ大統領は4月7日、イランに対し「今夜一つの文明が滅びる」と警告。ホルムズ海峡の再開などを含む合意に応じなければ、電力施設や橋などのインフラを壊滅させると強い圧力をかけた。
『フォックス』によると、ホルムズ海峡は世界の石油輸送の約5分の1を占める要衝であり、その封鎖は世界経済に直結する。トランプ大統領は期限を設定しつつも、「革命的に素晴らしいことが起こるかもしれない」とし、土壇場での交渉の余地も残している。
一方、イラン側も強硬姿勢を崩していない。革命防衛隊は「アメリカと同盟国は、今後数年間にわたり地域の石油と天然ガスを失うことになる」と警告。エネルギー供給を武器に対抗する構えを明確にした。
加えてイラン国内では、発電所を守るために若者らが「人間の鎖」を作るよう呼びかける動きも出ている。過去にも同様の行動は見られたが、今回は実際の軍事衝突と並行して行われる極めて異例の事態だ。
テヘランではすでに鉄道橋や駅などのインフラが空爆を受け、各地で死傷者が発生。これに対抗してイランもイスラエルやサウジアラビアへ攻撃を行い、報復の応酬が激化している。
交渉が進展しないまま、エネルギーとインフラを巡る攻撃へと連鎖しようとしている。戦火は中東全域へ広がり、いまだ終着点が見えない状況が続いている。
アメリカはFIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)の開催国であるが……果たして、どうなる。
関連記事
イラン情勢、堀江貴文氏「トップガンの世界が現実に」 米軍F-15E撃墜で“泥沼化”の懸念、情報戦の様相も




