【アビスパ福岡】2025年度決算:売上高が過去最高37億円突破、債務超過を解消

アビスパ福岡のエンブレム (C)SAKANOWA

スポンサー拡大が牽引し、営業利益は大幅増

 アビスパ福岡は4月23日、第32期(2025年2月1日から2026年1月31日まで)の定時株主総会を開催し、2025シーズンの決算概要を報告した。クラブ創設30周年の節目の年に好調な経営を維持し、売上高は過去最高の37億4000万円(前期30億5300万円)、前期比23パーセント増の大幅な増収を達成した。債務超過を解消した。

 内訳では、広告収入が15億5100万円(前期10億3900万円)と大きく伸長し、全体を押し上げた。スポンサー社数は前期の932社から1081社へと149社増え、プレミアムユニフォーム・パートナーや「シャレンパートナー」の拡大が実を結んだ。

 一方、入場料収入は6億8700万円(前期6億9800万円)とわずかに減収となった。1試合平均入場者数は1万31人(前期9698人)に増加したものの、法人の招待事業における協賛減が響いた。グッズ収入は30周年記念ユニフォームの販売などが好調に推移し、前期比2200万円増の2億9500万円となり、5期連続で過去最高額を更新している。

 損益面では、営業利益3億5200万円(前期1600万円)、経常利益3億4600万円(前期1300万円)を計上。当期純利益も1億5400万円(前期1000万円)と、大幅な増益を達成した。

 トップチームは5年目のJ1シーズンを12位で終了。秋春制に移行する2026-27シーズンを見据え、引き続きJ1水準のチーム人件費の確保と、全事業における増収体制の構築を目指すとしている。

第32期 決算概要(単位:百万円)

項目 第31期(前期) 第32期(当期)
売上高 3,053 3,740
売上原価 2,705 3,031
営業利益 16 352
経常利益 13 346
当期純利益 10 154

第32期 売上高・収入内訳(単位:百万円)

項目 第32期 金額 前期対比
広告収入 1,551 49%増
入場料収入 687 2%減
グッズ収入 295 8%増
合計(その他含む) 3,740 23%増