浦和をクラブW杯で下したインテルがセリエA優勝。カピターノ、ラウタロは英雄になる
インテルのラウタロ・マルティネス。 (Photo by Steph Chambers - FIFA/FIFA via Getty Images)
小さなケガはあったが長期離脱を回避、テュラムとのダブルターボが今季も炸裂
[セリエA 第35節] インテル 2-0 パルマ/2026年5月4日/サン・シーロ
イタリア・セリエA第35節、インテル・ミラノがパルマ・カルチョ1913に2-0で勝利を収め、3試合を残して、2シーズンぶりとなる悲願のスクデット獲得を決めた。パルマの日本代表GK鈴木彩艶(Zion Suzuki)はフル出場した。
昨シーズンは首位に立っていたものの、第37節のSSラツィオ戦での終了間際の失点で同点に追いつかれ、優勝を逃した。そのダメージを引きずったまま、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では決勝でパリ・サンジェルマンに0-5の完敗。最終的に無冠に終わった。
そのなかで迎えたクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)では、鈴木のいるパルマを率いたクリスティアン・キヴ監督を招へいした直後、グループステージ第2戦で浦和レッズと対戦。浦和が渡邊凌磨のゴールで先制し試合終盤までリードしたが、そこから意地を発揮。エースのラウタロ・マルティネスが78分にアクロバティックな同点弾を叩き込み、90+2分にバレンティン・カルボーニが決勝点を奪い、逆転勝利を収めた。
ラウタロはクラブW杯期間、「心がここにない者は去るべきだ」と、目指すべきはタイトルであり、インテルへの忠誠を改めて呼びかけた(クラブW杯はベスト16敗退に終わる)。
「もはや優勝候補とは思われていなかった」今季の下馬評を受けてラウタロ自身も語るなか、それでもマルクス・テュラム(28試合・13得点)とラウタロ(27試合・16得点)の“ダブルターボ”は健在で、チームを最前線からけん引した。強力2トップは小さなケガを繰り返したものの長期離脱を回避し、重要な局面で勝負強さを発揮した。
何よりカピターノ(主将)のラウタロはどんなに苦しい時期でもチームを支え続け、インテルを再び頂点へ導いた。
ユヴェントスやACミランにもいなかったのは、まさにラウタロのような存在――。誰もが認めるインテルの英雄となった。
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