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守田出場停止、シン・原口元気が意欲「人生のキーポイントの試合に」。日本代表カタールW杯アジア最終予選オマーン戦、第1戦のリベンジへ!

原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

所属のウニオンでは、3ボランチ気味の一角でプレー。「個人的にも面白いと思っている。ここで出せれば」

[W杯アジア最終予選 B組] オマーン – 日本/2021年11月16日20:00(日本時間17日1:00)/Sultan Qaboos Stadium

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第6戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がオマーン代表と対戦する。日本代表の原口元気(ウニオン・ベルリン)が13日にオンラインによる取材に応じ、この試合への決意を示した。

 この試合では累積警告により、守田英正が出場停止に。所属先のウニオン・ベルリンで、今季まさに3センターハーフ(システムは5-3-2)の一角を担ってきた原口だけに、その位置でのプレーに自信を持つ。

「ウニオンでは3枚ボランチのような形で右に入り、時にトップ下の位置でもプレーしています。そこらへんの使い分けが、(日本代表でも)特長になると思います。日本の皆さんはあまり僕のプレーを見られずにいると思います。個人的には面白いプレーをしていると思うので、それをここでも出せたら面白いかなと」

 先日のベトナム代表戦、試合終盤に守田と代わって原口がプレーしたのも、このオマーン戦への布石とも捉えられる。

「今個人的にすごくいい状態です、コンディション的にも気持ち的にも。個人的にはすごくワクワクしています」

 敗れたオマーンとのW杯最終予選の初戦、左MFで起用された原口はパッとせず前半で交代を告げられている。それでも森保一監督からの信頼は厚い。今回改めてチャンスを掴める機会かもしれない。

「けっこうキーポイントになる試合がサッカー人生にあって、そういう試合をまたやりたいと思っています。サッカー人生として、ポイントになる試合が多々あったんですけれど、日本代表でもそういう試合を久しぶりにやりたい。ポジションを奪っていくようなパフォーマンスを出せるような試合をしたい。試合に出られれれば、個人的には状態が良いので、チャンスだと思っています」

 浦和レッズ時代のドリブラーからスタイルを変えながら、臨機応変さのあるハードワーカーとして欧州トップレベルで生き残ってきた。今では貴重となった、ドイツ1部でレギュラーとしてプレーしている一人である。

 新境地を切り開いた“シン・原口元気”がオマーンとの決戦へ闘志を燃やしている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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